こんにちは!
中高年の方の学び・資格取得を応援しているワタルです。
今回は社労士試験の本番へ向けた準備や当日の心構え、想定外の出来事など、過去3回の受験で体験したことなどを紹介します。何か1つでも参考にしてみてください。
はじめに
以前の投稿で前日や当日に何をして過ごしていたかなどをご紹介したことがありますが、今回は事前準備と当日の予期せぬトラブル等に備えて、私の主観や好みも含めて、ご紹介させていただきます。
細かすぎてそんなの同調できないわ!という内容もあるかもしれませんが、似たような出来事もあるかもしれませんので、どんなことがあってもいいように様々な想定をしておくのがオススメです。
事前準備編
まずは事前準備についてです。
最後の追い込みで1分1秒が惜しい時期でもありますが、本番で100%の力を発揮するには事前の準備も重要です。
腕時計の電池に注意
本番ではアップルウォッチのような時計は禁止されています。
そのため、普段とは違う時計をしていくつもりという人も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、電池切れに要注意です。
しばらく使っていないから、どれくらい電池が残っているかも分からないという場合は当日の朝に止まってしまっている可能性もゼロではありませんので、念には念を入れて交換しておくなり、予備の時計を準備しておきましょう。
私は社労士試験ではありませんが、TOEICを受験する際、当日の朝に時計が止まっていたことがありました。
しかし、イベントホールのような会場での試験だったため、時計くらい部屋の中に掛けてあるだろうと安易に考えていましたら、時計が1つもないという事態に陥ったことがあります。
TOEICの試験もかなり時間に追われますので、かなり焦りました。
幸い4~5列くらい前の方に座っている方が腕時計を机の上に、ちょうどよい角度で置いて使用するタイプの方でしたので、申し訳ありませんがその方の時計をチラ見しながら受験しておりました。
腕時計の電池はぜひ1度確認しておくことをお勧めします。
事前の会場チェックはなるべく行いましょう
これはよく言われていることですが、「本当に必要なの?」「いい大人だし、会場に行くまでに迷うとかないでしょ」と思ってしまいませんか?私も実際に思っていましたし、1年目は下見もしませんでした。
しかし、可能であれば試験と同じ日曜日の朝に下見をしておくことをお勧めします。
その理由は以下のとおりです。
とにかく8月末は暑いです。
そのため、最短ルートはもちろんのこと、汗をかきたくないという方は日陰ルートがあるかないかもチェックするなど、当日に歩く道を決めておきましょう。
当日に携帯の地図を頼りに右往左往するよりも、かなり気楽になれますよ!
飲み物やお昼ご飯の調達を当日にする場合は、コンビニも複数店舗チェックしておくのが良いと思います。
試験当日は想像以上に人が集まりますし、周りで他にどのようなイベントなどがあるかも分かりません。
最悪の場合、コンビニの食料棚がカラッポといった事態もあり得ますので、複数店舗を確認しておきましょう。
また、朝早めに行ってカフェで過ごしたい、お昼は息抜きに外に出たいという方は喫茶店なども要チェックです。
試験当日のカフェは、朝も昼もかなり混雑することが予想されますので、地図上にある近隣のカフェは席が取れるかどうか非常に怪しいです。
当日のお昼に喫茶店等に入れず歩き回るなんてことになったら、午後への影響大ですので、念には念を入れて確認しておきましょう。
携帯電話の電源の切り方を確認しましょう
当日は携帯電話を絶対に鳴らしてはいけません。
私の過去の受験において携帯電話を鳴らしてしまった人は見たことありませんが、鳴らしてしまうと一発退場らしいですので、電源の切り方は必ず確認です。
電源の切り方が分からない人は試験官に預けることもできたと思いますが、それも落ち着かないですから、切り方が分からない人はインターネットで調べるなりして、事前に準備をしておくようにしましょう。
なお、iphone以外の機種は分からないのですが、電源を切る前に「Wifiのオフ」と「機内モード(モバイル通信のオフ)」を設定しておくとより安心できると思いますので、不安な方は操作方法を要確認です。
当日の服装は決めておきましょう
試験当日は普段あまり気にしていないことも気になるなど、自分では気づいていなくても緊張してしまっているものです。
服装もその1つ。
「やっぱりこっちの色の方がいいかな」「オレのラッキーカラーは〇色だから、あっちにしようかな」「気持ちを引き締めるためにはスーツにしようか」などなど、ふと思いついてしまうこともあると思います。
当日の朝に余計なことを考えることの無いよう、着ていくものは決めておきましょう。
受験案内にも書かれていますが、試験会場は非常に寒い場合があります。上に羽織ることが出来るものも準備しておくことをお勧めします。
筆記用具は入念に準備しましょう
試験当日は鉛筆またはシャープペンシルを使用することになりますが、消しゴムも忘れてはいけません。
鉛筆を使用する場合、芯が折れてしまってもいいように鉛筆削りがあると安心です。
シャープペンシルを使用する場合、予備の替え芯もあると安心です。
鉛筆、シャープペンシル、消しゴムが試験中に机から転がり落ちてしまうこともありますので、いずれも複数用意しておきましょう。
私は鉛筆を使用する派だったのですが、転がり落ちるのを防止するために凹凸のついたキャップをそれぞれに被せていました。
まだ準備していなかった!という方はコチラも参考にしてみてくださいね!
当日用に常温の飲み物を用意しましょう
当日の飲み物は絶対に冷たいものでないとイヤだ!という場合は当てはまりませんが、常温でも構わないという方は、持っていく予定のペットボトルを冷蔵庫から出しておきましょう。
当日に冷蔵庫から出して持っていきますと、ペットボトルの周りは水滴だらけになってしまい、カバンの中で受験票を濡らしてしまった、試験中に水分を補給しようと取り上げたらその水滴で問題用紙やマークシートが濡れてしまうという可能性もあります。
なお、試験中はペットボトル以外の飲み物は認められていませんので、普段から魔法瓶などを持ち歩いている方はご注意くださいね!
今は魔法瓶って言わないのかな・・・
試験当日編
続いて試験当日に「こんなことあるかもしれません」ということをご紹介します。
似たような場面に遭遇する場合もありえますので「こんなこともあるかも」という心の準備をしておき、当日にそうした外的要因で戸惑うことの無いようにしておきたいところです。
朝は早めに出ましょう
普段のペースを乱したくないという方もいらっしゃるかと思いますが、電車やバスにどのような遅れが生じるかも分かりません。
早めに試験会場近郊まで行って、喫茶店などで過ごすのがよいと思います。
そのためにも可能であれば事前に会場近辺の下見をしておきたいところです。
試験当日はかなりの暑さだと思いますので、一度、喫茶店などでクールダウンするのもいいかもしれませんね!
試験会場は想定外のことだらけ
試験会場でどのような席が割り振られたとしても、周りにどのような人がいても動じることのないよう、あらかじめ「何があっても気にしない」ということを自分に言い聞かせておきましょう。
私の場合はこのようなケースがありました。
- ・「何回目の受験?」などと話しかけてくる人
- ・試験中に呼吸の荒い人
- ・一番前の席に配置され、なんだか落ち着かない
- ・前の人の背中が汗でビチャビチャ
- ・なんだか不快な匂いがする
- ・社労士六法を持ち込んでいる人がいるのを見て動揺する
- ・自分の知らない参考書を持っている人がいて動揺する
試験当日だからこそ異様に細かいことまで気になってしまうのは当たり前のことです。
それが当たり前だと思って、落ち着いて受け入れるようにしましょう!
試験官は開業している社労士さんです
試験会場には当然ですが試験官の方がいらっしゃいます。
「この人たちは何者なんだろう?」「これから受ける試験の大変さが分かっているのか?」などとついつい思ってしまいますよね。
そこは安心してください。試験官の方は基本的に開業している社労士の方です。
私は開業経験が無いので詳細は分かりませんが、毎年試験の時期を見据えて試験官をやらないかというお誘いなどがあるそうです。
基本的にと書いたのは、コロナ全盛期には試験管の募集がなかったといった話も聞きましたので、そうした場合もあるということです。
いずれにしても皆さんが受験する試験で苦労されてきた先輩ですので、安心して受験に臨んでくださいね!
まず「ページ確認する」って必要なの?
必要です!!
ページの抜け・漏れがないかを確認するのも大切ですが、全部で何ページあるのか、例年と違う傾向の問題が無いか(ないとは思いますが、例えば図表が用いられているなど)、想定外の長文問題がないか、などまずは全体を把握することが大切です。
既に解く順番などは決めていると思いますが、どうしても気になる問題などがある場合はその問題だけは先に解いてしまうなど、ページを確認しながら改めて作戦を立て直し、あとはひたすら問題を解きましょう。
おわりに
今回は事前準備、試験当日について私の経験をもとにかなり細かいところまでご紹介させていただきました。
大切なのは「入念な準備」と「何が起きても動じないと決めておくこと」です。
頑張りましょう!!