「あらまし」って言葉を使う機会はあまりないですよね。
旺文社国語辞典によると、
あらまし=事態の大筋。概略。
ということのようです。
つまり、「厚生労働統計の大筋、概略」ってことですね!
はじめに
厚生労働省のホームページには「厚生労働統計のあらまし」という資料が毎年公表されています。
社労士試験の一般常識では何が出てくるか分からないので、こうした資料を活用して各種統計資料の概要を知っておくことが役に立つかもしれません!!
資料自体は以下のリンクから確認してみてください。
また、以前に「令和3年版 厚生労働統計のあらまし」の内容についても記事にしていますので、こちらもご参照ください(内容は当時の数字のままですのでご注意ください)
合計特殊出生率などについて、調べたことを記載しています。
統計の名称もチェック!
「厚生労働統計のあらまし」の全体を眺めてみると、最後に統計一覧のページがあります。
あくまで、この「あらまし」を作成している部署が担当されている統計の一覧ではありますが、統計の名称がそのまま出題される場合もあるので、眺めておくのがオススメ。
有名どころでは「毎月勤労統計調査」や「賃金構造基本統計調査」などがありますね。
一方で面白いなと思うのは「21世紀出生児銃弾調査」、「中高年縦断調査」や「労働争議統計調査」といったものもあるようです。
中高年縦断調査って、何歳が対象なのよ!?と思ったら、この統計調査では「50歳~59歳」とされているようです。
私はもうすぐ仲間入りの予定・・・(笑)
週休2日制
この統計を眺めていると「約8割の企業で何らかの週休2日制採用」との記載があります。
さてここで問題です。
週休2日制と完全週休2日制の違いは何でしょうか???
週休2日制は「月に1回以上は休みが2日の週があること」です。
例えば、ある週は日曜日と火曜日に休みがあった。それ以外の週の休みは日曜日だけというのも週休2日制です。
え??って感じしませんか??
私は週休2日制と言われたら、「必ず週に2日は休みがあること」だと思ってしまいます。
この「必ず週に2日は休みがあること」を完全週休2日制といいます。
試験に出ればもうけもん。
それ以上に、転職する時にこの違いを知っておかないのは致命的です。
私も数ある転職歴の中で、一度痛い目をみました。
「完全週休2日制(土・日・祝)」という言葉に騙されたのです・・・。
いや、勝手に勘違いしていて、思った以上に休みが少ないという境遇で働いておりました。
「完全週休2日制(土・日・祝)」と書いてあったら、土曜日、日曜日、祝日は必ず休みなんだなと思いますよね!!
これは土曜日、日曜日、祝日のある週では「そのうち2日間は必ず休みですよ」という意味になります。
つまり、「土曜日、日曜日、祝日の3日間は必ず休めますよ」という表記ではありません。
いやぁ、やられました💦
そんなわけで、私は多くの人が休んでおられる祝日にもよく出勤していた過去がありまして、その職場で働いている間はずっと「やっちまったなぁ・・・」という思いが消えませんでした。
ちなみに、土曜日、日曜日、祝日ともに必ず休みですという場合は、募集要項の休みに関する記載が「完全週休2日制(土、日)、祝日」となっているはずです。
これから就職、転職しようと考えている方は本当に注意してくださいね!
その他
「厚生労働統計のあらまし」に記載されているデータを簡単に紹介します。(概ね令和3年~令和4年の数値です)
●出生は41秒に1人、合計特殊出生率は1.26
年間で生まれてくるお子さんは約77万人。1970年代は年間で200万人も生まれていたそうです。少子化が深刻なのが分かります。
●保育所の数は約30,000施設
子供の数は減っているけれど、保育所の数は増えている。それだけ預けたい方が増えている。つまりは女性働く方が昔より増えているという背景が想像できますね。
●児童相談所における相談は「養護相談」が最も多い
養護相談とは「保護者の死亡、家出、離婚、疾病、虐待などにより子供が家庭で養育できない」というものです。
仕方のない理由もあるかと思いますが、こうした相談が多いというのは悲しいですね。
●年間労働時間は1,633時間
1年間は365日×24時間=8,760時間。
働いている時間は1年間の約2割ですか。私は残りの8割で何をしているのでしょうか。
●年次有給休暇の取得率は58.3%
ここは100%を目指したい!!ちなみにこの取得率は「取得日数/付与日数×100」で算出されているのですが、この付与日数には「繰越分」が含まれていません。
●入職者数は約779万人、離職者数は約765万人
入植者数のうち約496万人は転職者数です。転職が昔よりは身近なものになってきていますね。
しかし、私は転職で何度も失敗していますので、くれぐれも慎重にお願いします。
●結婚は1分2秒に1組、離婚は2分56秒に1組
離婚までの同居期間についても記載があるのですが、「5年未満」が多いですね。
一方で「20年以上」という割合も高く、「子供が成人するまで我慢我慢」という方も多いのかなと推測してしまいます。
●高齢者世帯の平均所得金額は約318万円
私は給料がとんでもなく低いので、おそらく年金も少ない。
今から老後に備えて準備しなければならないことを改めて自覚しています(涙)
●日本人の平均寿命、男81.05年 女87.09年
この資料の中で見る限り、日本の平均寿命がトップになっています。
その割には老後の支援が少ないように感じてしまうのは私だけでしょうか。
終わりに
今回は「令和5年 厚生労働統計のあらまし」という資料を紹介しました。
パラパラとめくっているだけでも色々な種類の統計資料に関するポイントを抑えることができますので、スキマ時間にも最適ですよ!
社労士試験の一般常識にも参考になると思います。よかったらぜひ眺めてみてください!